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平成23年の年末調整と扶養控除の見直し

2011年12月15日

今年の年末調整で扶養控除の金額が少なくなっていることに気がついた方もいるかもしれません。こども手当の導入により、扶養控除の見直しが行われたからです。

昨年までは、所得者に扶養親族がいる場合は、その扶養親族の年齢に係わらず扶養控除を受けることができました。しかし、平成23年分の所得税から、年齢16歳未満の扶養親族に対する扶養控除が廃止され、扶養控除の対象は、年齢16歳以上の扶養親族とされました。

また昨年までは16歳以上23歳未満の扶養親族がいる場合は、通常の控除額38万円に割増額25万円を加算して、一人当たり合計63万円を控除できましたが、本年の平成23年から、63万円控除を受けられる年齢が19歳以上23歳未満とされました。

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